普天間移設 「一つの民意」反対集会に首相(毎日新聞)

 鳩山由紀夫首相は19日午前、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設候補地として政府が検討している鹿児島県・徳之島で島民ら1万5000人(主催者発表)が参加した大規模な反対集会が開かれたことについて、「大変なエネルギーだ。一つの民意だと理解すべきだと思う。そういう民意も勉強しながら、政府として普天間の移設先を真剣に考えていきたい」と述べた。

【写真特集】普天間移設先、最有力案に浮上 徳之島とは

 首相公邸前で記者団から「徳之島に正式に打診する考えはあるのか」と聞かれたのに答えた。政府は反対集会について参加者実数など詳細な分析を行っており、首相の発言は地元の意向を見極めながら、徳之島案を検討していく考えを示したものとみられる。

 平野博文官房長官は、徳之島を軸に検討している政府案を今週、民主党鹿児島県連に正式に伝える意向で、政府は地元との正式交渉入りに向けた動きを本格化させる。これに対し、民主党県連は徳之島案の白紙撤回を求める方針を18日、首相に伝えており、近く正式に撤回を申し入れることにしている。

【山田夢留】

【関連ニュース】
【写真特集】米軍普天間飛行場はなぜ危険とされるのか
毎日新聞世論調査:内閣支持率33% 不支持は初の5割超
普天間移設:徳之島で反対集会 1万5000人が参加
普天間問題:徳之島案撤回を 民主党鹿児島県連が要請へ
普天間移設:「やり遂げられるのか?」 米大統領が不信感

<前長崎市長銃撃>献花台前に冥福祈る…事件から3年(毎日新聞)
裸の撮影「虐待ととらえず」=介護老人施設側が会見−宇都宮(時事通信)
<普天間移設>「一つの民意」反対集会に首相(毎日新聞)
民需拡大のため「宇宙庁」を=前原担当相に有識者ら提言(時事通信)
診療所の収益性、「広告」とは相関せず(医療介護CBニュース)
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。